カテゴリーやタグの日本語スラッグを自動的に英字に変換する方法
カテゴリー、タグ、カスタムタクソノミー、これらで日本語スラッグが生成された時、
自動的に英字スラッグに変換する方法となります。
「日本」というカテゴリーを作成、スラッグが未設定の場合は「日本」となります。
この時、「日本」というスラッグを別の英字スラッグに自動的に変換します。
「日本」というカテゴリーを作成、スラッグは「japan」を設定している場合は、
スラッグが日本語ではありませんので、英字への変換は行われません。
今回の方法を採用すると、日本語スラッグは設定できなくなります。
この点はご注意ください。
- カテゴリーの日本語スラッグを自動的に英字に変換する方法
- タグの日本語スラッグを自動的に英字に変換する方法
- カスタムタクソノミーのスラッグを自動的に英字に変換する方法
個別にみていきましょう。
カテゴリーの日本語スラッグを自動的に英字に変換する方法
まずは、カテゴリーで日本語スラッグが設定されたら、自動的に英字に変換する方法です。
この方法が、後述するタグやカスタムタクソノミーの場合でも基盤となります。
以下のコードをfunctions.phpに追記してください。
add_action( 'create_category', 'post_taxonomy_auto_slug', 10 );
function post_taxonomy_auto_slug( $term_id ) {
$tax = str_replace( 'create_', '', current_filter() );
$term = get_term( $term_id, $tax );
if ( preg_match( '/(%[0-9a-f]{2})+/', $term->slug ) ) {
$args = array(
'slug' => $term->taxonomy . '-' . $term->term_id
);
wp_update_term( $term_id, $tax, $args );
}
}
参照元:NxWorld様
カテゴリー日本語スラッグになった時、以下の様なスラッグに書き換わります。
タクソノミー名-カテゴリーID
カテゴリーIDが10の場合は、【category-10】というスラッグになるわけです。
タグの日本語スラッグを自動的に英字に変換する方法
続いて、タグで日本語スラッグが設定された時、自動的に英字に変換する方法です。
こちらは、先ほどfunctions.phpに追加したコードを1行変更するだけでOKです。
add_action( 'create_post_tag', 'post_taxonomy_auto_slug', 10 );
function post_taxonomy_auto_slug( $term_id ) {
$tax = str_replace( 'create_', '', current_filter() );
$term = get_term( $term_id, $tax );
if ( preg_match( '/(%[0-9a-f]{2})+/', $term->slug ) ) {
$args = array(
'slug' => $term->taxonomy . '-' . $term->term_id
);
wp_update_term( $term_id, $tax, $args );
}
}
参照元:NxWorld様
先ほどのコードと比べて、赤字の部分が変っています。
タグが日本語スラッグになった時、以下の様なスラッグに書き換わります。
タクソノミー名-タグID
タグIDが10の場合は、【post_tag-10】というスラッグになるわけです。
カスタムタクソノミーの日本語スラッグを自動的に英字に変換する方法
最後に、タグで日本語スラッグが設定された時、自動的に英字に変換する方法です。
こちらも、最初にfunctions.phpに追加したコードを1行変更するだけでOKです。
add_action( 'create_カスタムタクソノミー名', 'post_taxonomy_auto_slug', 10 );
function post_taxonomy_auto_slug( $term_id ) {
$tax = str_replace( 'create_', '', current_filter() );
$term = get_term( $term_id, $tax );
if ( preg_match( '/(%[0-9a-f]{2})+/', $term->slug ) ) {
$args = array(
'slug' => $term->taxonomy . '-' . $term->term_id
);
wp_update_term( $term_id, $tax, $args );
}
}
参照元:NxWorld様
赤字の部分が変っています。
上記のコードは、一か所だけ環境に合わせて調整が必要となります。
赤文字部分に【カスタムタクソノミー名】という箇所があります。
この部分を、日本語スラッグを英字に変換したいカスタムタクソノミーの名前に変更してください。カスタムタクソノミー名が【test】なら【test】と変換します。
カスタムタクソノミーが日本語スラッグになった時、以下の様なスラッグに書き換わります。
カスタムタクソノミー名-タクソノミーID
カスタムタクソノミー名が【test】でIDが10の場合は、【test-10】というスラッグになります。
まとめて設定する場合の書き方
カテゴリー、タグ、カスタムタクソノミー、全てで日本語スラッグが設定された時、自動的に英字に変換する方法です。
add_action( 'create_category', 'post_taxonomy_auto_slug', 10 );
add_action( 'create_post_tag', 'post_taxonomy_auto_slug', 10 );
add_action( 'create_カスタムタクソノミー名', 'post_taxonomy_auto_slug', 10 );
function post_taxonomy_auto_slug( $term_id ) {
$tax = str_replace( 'create_', '', current_filter() );
$term = get_term( $term_id, $tax );
if ( preg_match( '/(%[0-9a-f]{2})+/', $term->slug ) ) {
$args = array(
'slug' => $term->taxonomy . '-' . $term->term_id
);
wp_update_term( $term_id, $tax, $args );
}
}
参照元:NxWorld様
先ほどまで書き換えていた箇所を3つ合わせて記述します。
日本語スラッグの変換方法は、前述した方法と同じです。
まとめ
カテゴリーやタグが日本語で作成されたときスラッグを自動的に英字に変換する方法をご紹介しました。
・日本語スラッグが設定される。
・タクソノミー名-IDに変換される(例:category-10)。
投稿画面からカテゴリーを追加した場合など、スラッグは自動的に日本語になる場合がほとんど。
いちいち編集するのが面倒な方は、今回のカスタマイズを試してみてください。
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