背景とグラデーション
CSSだけで実現できる背景のグラデーション装飾をご紹介します。
知っているとデザインの幅が広がりますよ!
基本的なグラデーション
背景にグラデーションを敷く場合、【background】に【linear-gradient】の値を使って定義します。
基本的に1行のコードを指定するだけでOKです。
<div class="css-gradation-01"></div>
.css-gradation-01 {
background: linear-gradient(#FF9999, #ff0000);
width: 500px;
height: 250px;
}
定義した要素の上から下へ【#FF9999】⇒【#ff0000】とグラデーションになっています。
配色を変更したい場合は、上記のカラーコードを変更してください。
後述する全てのパターンで共通です。
角度を変えたグラデーション
グラデーションの角度を変えたい場合、【deg】で角度を定義してやります。
数値を変更するだけで角度を変えられますので、色々と試してみてください。
<div class="css-gradation-02"></div>
.css-gradation-02 {
background: linear-gradient(-90deg, #FF9999, #ff0000);
width: 500px;
height: 250px;
}
【-90deg】の部分が角度を定義している箇所です。
数値を色々と変更して好みの角度を表現してください。
上記のコードでは【-90】となっていますが、もちろん+域も定義可能です。
円形のグラデーション
円形状のグラデーションは、【linear-gradient】ではなく【radial-gradient】で定義します。
<div class="css-gradation-03"></div>
.css-gradation-03 {
background: radial-gradient(#FF9999, #ff0000);
width: 500px;
height: 250px;
}
中心から外へ【#FF9999】⇒【#ff0000】とグラデーションになっています。
画像と重ねたグラデーション
背景画像の上にグラデーションをオーバーレイすることもできます。
ちょっとした定義で幻想的な背景を作れるのには驚きました。
<div class="css-gradation-04"></div>
.css-gradation-04 {
background: linear-gradient(-90deg, rgba(250, 200, 0, .7), rgba(277, 0, 127, .7)),
url(ここに背景画像のURLを記述);
background-size: cover;
width: 500px;
height: 250px;
}
グラデーションの配色を変更するときは、【rgba】部分の数値を変更してください。
背景画像は【ここに背景画像のURLを記述】部分に画像URLを定義してやります。
テキストとグラデーション
最後に背景ではなく、テキストにグラデーションを施す方法です。
タイトルとかで使えそうですね。
テキストをグラデーションで装飾
<span class="css-gradation-text">テキストをグラデーションで装飾</span>
span.css-gradation-text {
font-size: 30px;
font-weight:bold;
background: -webkit-linear-gradient(#FF9999, #ff0000);
-webkit-background-clip: text;
-webkit-text-fill-color: transparent;
}
定義した要素の上から下へ【#FF9999】⇒【#ff0000】とグラデーションになっています。
まとめ
美しいグラデーションをCSSだけでどこまで実現できるのか検証してみました。
一昔前にグラデーションをとなると、CSSだけでは無理でした。
今回ご紹介しただけでも、色々なグラデーションをCSSだけで実現できます。
便利な時代になりましてね。
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