WordPressの権限グループとは?
WordPressのユーザーには、5つの権限グループがあります。
- 管理者(administrator)
- 編集者(editor)
- 投稿者(author)
- 寄稿者(contributor)
- 購読者(subscriber)
今回は、各権限グループで条件分岐する方法をご紹介します。
WordPressの権限グループで条件分岐させる方法
各権限で条件分岐するコードをご紹介します。
どの権限でも、基本的なコードの書き方は同じです。
<?php if ( current_user_can('権限グループ') ): ?>
ここに処理を記述します。
<?php endif; ?>
【権限グループ】の部分を、分岐の条件となる権限グループに置き換えてやります。
例えば、管理者の場合のみ処理を行いたいのであれば【administrator】に置き換えてやります。
【ここに処理を記述します。】の部分は、行いたい処理に置き換えてやりましょう。
各権限グループのの条件分岐コードを以下にご紹介します。
権限グループが管理者の場合に条件分岐
権限グループが【管理者】の場合に行いたい処理がある場合。
以下のように条件分岐コードを記述します。
<?php if ( current_user_can('administrator') ): ?>
ここに処理を記述します。
<?php endif; ?>
権限グループが編集者の場合に条件分岐
権限グループが【編集者】の場合に行いたい処理がある場合。
以下のように条件分岐コードを記述します。
<?php if ( current_user_can('editor') ): ?>
ここに処理を記述します。
<?php endif; ?>
権限グループが投稿者の場合に条件分岐
権限グループが【投稿者】の場合に行いたい処理がある場合。
以下のように条件分岐コードを記述します。
<?php if ( current_user_can('author') ): ?>
ここに処理を記述します。
<?php endif; ?>
権限グループが寄稿者の場合に条件分岐
権限グループが【寄稿者】の場合に行いたい処理がある場合。
以下のように条件分岐コードを記述します。
<?php if ( current_user_can('contributor') ): ?>
ここに処理を記述します。
<?php endif; ?>
権限グループが購読者の場合に条件分岐
権限グループが【購読者】の場合に行いたい処理がある場合。
以下のように条件分岐コードを記述します。
<?php if ( current_user_can('subscriber') ): ?>
ここに処理を記述します。
<?php endif; ?>
まとめて記述
5つの権限で条件分岐する場合は、以下の様なコードになります。
<?php if ( current_user_can('administrator') ): ?>
ここに権限グループが【管理者】の場合の処理を記述します。
<?php elseif ( current_user_can('editor') ): ?>
ここに権限グループが【編集者】の場合の処理を記述します。
<?php elseif ( current_user_can('author') ): ?>
ここに権限グループが【投稿者】の場合の処理を記述します。
<?php elseif ( current_user_can('contributor') ): ?>
ここに権限グループが【寄稿者】の場合の処理を記述します。
<?php elseif ( current_user_can('subscriber') ): ?>
ここに権限グループが【購読者】の場合の処理を記述します。
<?php endif; ?>
まとめ
WordPressのユーザーの権限グループで条件分岐させる方法をご紹介しました。
- 管理者(administrator)
- 編集者(editor)
- 投稿者(author)
- 寄稿者(contributor)
- 購読者(subscriber)
権限グループ毎に行いたい処理がある場合など、今回のコードが役に立ちます。
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