WordPressを手動でバージョンアップする8つの手順
WordPressを手動でバージョンアップ(アップグレード)する手順は以下の8つです。
- バックアップを取得する。
- WordPress本体をダウンロードする。
- プラグインを無効化する。
- 既存のWordPressをサーバー上から削除する。
- 新しいWordPressをサーバーにアップロードする。
- データベースをアップグレードする(必要があれば)。
- プラグインを有効化する。
- 不具合がないか確認する。
順番に解説していきましょう。
手順1:バックアップを取得する
バージョンアップ(アップグレード)を行う前に、データベースとサーバ上のWordPress本体のバックアップを取得しておきます。
手動のバージョンアップ(アップグレード)を行った際、もし不具合が生じても、バックアップデータからサイトが復元できるようにするためです。
WordPress本体のバックアップ方法はこちらのページをご覧ください。
データベースバックアップ方法はこちらのページを参考にしてください。
バックアップが取得できたら、手順2に進みます。
手順2:WordPress本体をダウンロードする
WordPressの公式サイトから、最新バージョンのWordPress一式をダウンロードしましょう。
特定のバージョンを使用する場合、ご希望のバージョンのWordPress本体をダウンロードします。
WordPress本体のダウンロードをこちらのページからどうぞ
手順3:プラグインを無効化する
WordPressの管理画面にログインしていただき、プラグインを全て停止してください。
停止したプラグインは、WordPress本体のバージョンアップ(アップグレード)後、改めて有効化します。
手順4:既存のWordPressをサーバー上から削除する
サーバー上にある既存のWordPress本体を削除します。
この時、以下のフォルダとファイルは残しておいてください(重要)。
- wp-content(フォルダ)
- wp-config.php(ファイル)
- .htaccess(ファイル)
上記のフォルダやファイルを削除しますと、サイトが正常に表示できなくなります。
アップロードした画像なども全て消えてしまいますので十分に注意してください。
手順5:新しいWordPressをサーバーにアップロードする
手順2でダウンロードしたWordPress本体をアップロードします。
この時、以下のフォルダ・ファイルはアップロードしないでください(重要)。
- wp-content(フォルダ)
- wp-config.php(ファイル)
- .htaccess(ファイル)
これらのフォルダとファイルは、手順4で既存のWordPressを削除した時、残しているフォルダとファイルになります。新しく上書きアップロードしないように注意してください。
アップロード完了後、【wp-content(フォルダ)】にある【languagesフォルダ】を別途アップロードしてください。
手順6:データベースをアップグレードする(必要があれば)
WordPressの管理画面にアクセスしてください。
この時、データベースの更新を求められることがあります。
必要に応じてデータベースの更新を行ってください。
手順7:プラグインを有効化する
手順3で停止させたプラグインを必要なモノだけ有効化してください。
以上の作業で、WordPressの手動バージョンアップ(アップグレード)は完了です。
お疲れ様でした。
手順8:不具合がないか確認する
最後に、WordPressの手動バージョンアップ(アップグレード)に伴い、不具合が発生していないか確認します。
何か不具合が見つかれば、個々に対応する必要があります。どの様な不具合が発生しているかによって修正方法は異なりますので、ここでは修正方法を解説する事はできません。
何か困ったことがあれば、お問い合わせからご相談下さい。
まとめ
WordPressを手動でバージョンアップ(アップグレード)する方法をご紹介しました。
- バックアップを取得する。
- WordPress本体をダウンロードする。
- プラグインを無効化する。
- 既存のWordPressをサーバー上から削除する。
- 新しいWordPressをサーバーにアップロードする。
- データベースをアップグレードする(必要があれば)。
- プラグインを有効化する。
- 不具合がないか確認する。
手順は多いですが、実際の作業は20分程度で終わります。
WordPressを手動でバージョンアップ(アップグレード)したい方は、今回のコンテンツを参考に挑戦してみてください。
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