固定ページに独自テンプレートを反映させる手順
固定ページに独自テンプレートを反映させる手順は以下の4つです。
- 固定ページを作成する
- 独自テンプレートを作成する
- 固定ページに作成したテンプレートを反映させる
- 動作確認をする
個別に見ていきましょう。
手順1:固定ページを作成する
まずは、固定ページを作成します。

作り方はご存知かと思いますが、メニューの【固定ページ】⇒【新規作成】から作成してください。
ページタイトルだけ付けて保存すればOKです。
手順2:独自テンプレートを作成する
固定ページに反映させる独自テンプレートを作成します。
この作成方法は色々とあるのですが、今回は私が使っている方法をご紹介します。
- FTPでサーバーにアクセスします。
- テーマフォルダ内にある【page.php】をダウンロードします。
- 上記のファイルを【TeraPad】などPHPファイルに対応したソフトで開きます。
- 上記ファイルの中身を削除します。
- ファイル名を保存して、ファイル名を変更します。
ファイル名は何でも構いません(例:original.php) - 上記のファイルをテーマフォルダーにアップロードします。
とりあえず、上記までの作業を一まとめてして行ってください。
次に、WordPress管理画面のテーマ編集から、先ほどアップロードしたファイルを開きます。
以下のコードをコピペして保存します。
<?php
/*
Template Name: ここにテンプレート名を記入
*/
?>
【ここにテンプレート名を記入】部分を、任意のテンプレート名に変更してください。
テンプレート名は何でも構いませんが、個別の名前にしておくと管理がしやすくなります。
以上で、基本となる独自テンプレートは完成です。
あとは、お好きな内容をテンプレート内に記述してください。
どの様な内容を記述するかは個々で違いますので、ここでは解説を省きます。
手順3:固定ページに作成したテンプレートを反映させる
手順1で作った固定ページの編集画面を開きます。
開いたままの場合は、一度更新が必要です(独自テンプレートが反映されていないため)

編集画面の右下を見ると【ページ属性】という選択項目があります。
独自テンプレートが一つもない場合、この【ページ属性】は表示されません。
独自テンプレートを設定する場合、赤枠部分の【デフォルトテンプレート】をクリックします。
すると、先ほど作成した独自テンプレートのテンプレート名が表示されます。
こちらを選択して、固定ページを保存してください。
以上の手順で、固定ページに独自テンプレートを設定することができます。
手順4:動作確認をする
最後に動作確認をしてみましょう。
作成した固定ページを表示させます。
独自テンプレートの中に書き込んだ内容が表示されているでしょうか?
テンプレート名を書き込んだだけの場合、真っ白な画面が表示されていると思います。
テンプレート名は表示されません。
独自テンプレート内の記述内容が表示されていれば、独自テンプレートの設定は成功です。
特定の固定ページのみにテンプレートを反映させる場合
先ほどの方法は、どの固定ページにも作成したオリジナルテンプレートを設定することができます。
ここでご紹介するのは、特定の固定ページにのみテンプレートを反映させたい場合の方法です。
例えば、スラッグが【test】という固定ページのみにテンプレートを反映させたい場合、作成したテンプレートのファイル名を以下のルール通りにしてやります。
page-スラッグ.php
スラッグが【test】の場合は、以下の様にしてやりましょう。
page-test.php
ファイル名を【page-スラッグ】としてやると、そのスラッグを持つ固定ページのみ、そのテンプレートが自動的に設定されるようになります。
特定の固定ページのみにオリジナルテンプレートを設定したい場合は、こちらの方法でも良いかと思います。
場合によって使い分けてください。
まとめ
WordPressの固定ページに独自テンプレートを設定する方法をご紹介しました。
- 独自テンプレートを作成する
- 独自テンプレートを固定ページに設定する
独自テンプレートは中身によって作成時間が異なってきます。
が、独自テンプレートの基盤は簡単に作成できます。
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