動画背景を敷く基本的な方法
背景に動画を敷くときは、以下の手順を踏めばOKです。
背景に敷く動画を用意する。
まず、背景に敷く動画を用意しましょう。
背景に敷く動画を用意するときは、以下の点に注意してください。
- 動画の長さは長すぎず短すぎず。
長い動画は最後まで見てもらえません。また、ファイルサイズが大きくなりサイトの表示速度を低下させる可能性があります。逆に短い動画は、リピート再生していると訪問者に【焦り】を感じさせてしまう可能性があります。20~30秒程度の動画が良いかと思います。 - 音声の付いた動画は避ける。
動画が自動再生されたとき、音声が付いていると訪問者は驚いてしまいます。ヘッドフォンなどをしている方の場合、音声の大きさによっては耳を傷めてしまうことも・・・。また、音声の付いた動画が再生されている状態では、サイトをゆっくりと見ることもできません。 - 動画サイズは可能な限り小さくする。
先ほども書きましたが、サイズの大きな動画背景はサイトの表示速度を低下させてしまいます。つまり、ユーザーの離脱率が高まる結果に・・・。動画サイズは可能な限り小さくしましょう。
動画が用意できたら、予めサーバーにアップロードしておきましょう。
HTMLにコードを追加する
以下のコードを動画を背景に敷きたいHTMLファイルに追加しましょう。
追加する場所は<body>の直下で良いかと思います。
<video src="動画URL" autoplay loop></video>
【autoplay】=自動再生
【loop】=リピート再生
このコードを設置した段階でそのページにアクセスすると、背景の動画が表示され、自動&リピート再生されます。
ただ、現段階では、背景動画の上にコンテンツが乗っかっていない状態ですので、CSSにコードを追加して、動画の上にコンテンツを被せ、動画背景を完成させます。
CSSにコードを追加する
CSSに以下のコードを追加しましょう。
video {
position: fixed;
right: 0;
top: 0;
z-index: 1;
}
次にそのページの要素全体を覆う親要素に以下のコードを追加します。
position: relative;
z-index: 2;
そのページの要素全体を覆う親要素とは・・・
<html>
<body><div id="test">
ここにヘッダーやメインカラム、サイドカラム、フッターなど。
</div>
</body>
</html>
上記の様なソースコードの場合は、【#test】に先ほどご紹介したCSSコードを追加します。
以上のコードを追加してページを表示させると、コンテンツの背景で動画が自動&リピート再生されるはず!確認してみましょう!
動画を背景に敷くと【position】をCSSに追加することになるので、背景設置後にレイアウトが崩れる場合があります。その時は、臨機応変に修正してみてください。
まとめ
たったの3分!WEBサイトの背景に動画を敷く方法をご紹介しました。
背景に動画を敷くことは難しくありません。
動画を用意して、HTMLに動画設置コードを追加、CSSにコードを追加するだけです。
3分程度で行える作業ですので、このコンテンツを参考に調整してみてください。
コメントを残す