どうしてハッカーは、WordPressをハッキングするのでしょうか?
WordPressをハッキングする目的が知りたいです。
こんな質問をいただきました。
今回は、ハッカーがWordPressをハッキングする目的をご紹介します。
世界のハッカーがWordPressをハッキングする7つの目的
ハッカーがWordPressをハッキングする目的はいくつも考えられます。
今回はその中から、以下の3つをご紹介します。
- 個人情報を取得して利益を得る
- 嫌がらせ
- 知的好奇心を満たす(暇つぶし)
個別に解説していきます。
ハッキングの目的1:個人情報を取得して利益を得る
一番多いと思われる目的が、個人情報を取得して利益を得るです。
ハッキングしたサイトにリダイレクトコードを埋め込むなどして、サイトの訪問者をフィッシングサイトへ誘導します。フィッシングサイトで個人情報を入力させ、個人情報を手に入れます。別の方法で個人情報を盗む場合もあります。
盗んだ個人情報は・・・
- 専門業者に買い取ってもらって利益を出す。
- クレジットカードの情報が入手できれば、クレジットカードで買い物をする。
上記の様に使われるようです。
個人情報はかなり高値で売買されているそうですよ。
ハッキングの目的2:嫌がらせ
サイト運営者や企業に恨みを持っている人間が、嫌がらせを目的としてサイトをハッキングするケースもあります。
目的が嫌がらせの場合、サイトを破壊されたり、内容を改ざんされたりすることが多いです。
- 卑猥な文章(画像)を掲載される。
- サイトを構成するファイルを削除される。
- 大量のアクセスを送り込み、サーバーをダウンさせる。
- アクセスを危険なサイトにリダイレクトさせる。
運営者や企業の信用(責任)問題に発展するような攻撃が多い印象です。
ハッキングの目的3:知的好奇心を満たす
最後にご紹介する目的は、知的好奇心を満たすです。
難しい問題が目の前にあれば、ファイトが湧いてくるタイプのハッカーに多い目的です。
利益を出すとか、被害を与えるとかは、まず考えていません。
- ハッキングしてみたいからハッキングしてみた。
- セキュリティ対策が強固だからハッキングに挑戦してみた。
この目的のハッカーにハッキングされても大きな被害に遭わない場合が多いようです。
ハッキング自体が目的ですから、ハッキングできた時点で目的は達成されています。
中には「ハッキングに成功したぞ!」的なメッセージを残すハッカーもいるそうです。
ちなみに、知的好奇心を満たす目的のハッカーには、セキュリティ対策は意味がありません。
彼らは、強固なセキュリティであるほど、ファイトを燃やして挑戦してくるからです。
ハッキングの被害に遭う前にセキュリティ対策を導入しましょう
ハッキングの被害に遭ってしまうと、信用回復や復旧は困難な場合が多いです。
企業サイトが顧客の個人情報を盗まれたら信用回復は大変困難なものとなります。
WEBサイトのデータが破壊されてしまったら、復旧は困難になるケースが多いです。
ハッキングのリスクを低くするため、早い段階でセキュリティ対策を導入しておきましょう。
セキュリティ対策を導入してもハッキングの被害を100%防ぐことは困難です。
リスクは下げれますが、ハッキングを100%防ぐことはできません。
ハッキング被害を受けた場合のことを考え、サイトを復旧できる様に対策することも重要です。
この記事を読んでいる段階で、セキュリティ対策を導入していない方。
今すぐにセキュリティ対策に関して調べてみることをお勧めいたします。
セキュリティ対策の導入をプロに任せたい方は、手始めに私にご相談下さい。
サイトを拝見して、セキュリティ対策のご提案をさせていただきます。
【セキュリティ対策の相談】とお伝えいただければ、こちらからお返事を差し上げます。
まとめ
ハッカーはどうしてWordPressをハッキングするのか?に回答してみました。
今回ご紹介したハッキングの目的は、以下の3つです。
- ハッキングの目的1:個人情報を取得して利益を得る。
- ハッキングの目的2:嫌がらせ。
- ハッキングの目的3:知的好奇心を満たす。
各目的の詳細は、本文をご覧ください。
今回ご紹介したハッキングの目的は、ハッカーから直接聞いたわけではありません。
この点はご了承ください。
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