プラグインを最低限しか導入しない5つの理由
プラグインは様々な機能を簡単に追加できる非常に便利な仕組みです。
WordPressで構築したサイトでプラグインを使っていないケースは珍しいのではないでしょうか?
私もプラグインの存在を知ったころは、バシバシとプラグインを導入していました。
ですが今では・・・
プラグインの数を減らすことばかり考えています。
その理由は、プラグインは必要以上に導入しない方が良いと気づいたからです。
最低限のプラグインしか導入しない、その理由をご紹介します。
相互性の問題
WordPress本体は極頻繁にバージョンアップされています。
WordPress本体の基本構造が大きく変わることはほとんどありませんが、最新バージョンのWordPressにアップデートすることで正常に動作しなくなるプラグインもあるのです。
多くのプラグインを導入して、WordPressのバージョンアップでいくつものプラグインが正常に動作しないようになると、サイト運営にも大きな影響を与えてしまいます。
サイトが重くなる問題
プラグインは便利な機能ですが、そのため使いすぎてしまう事が多々あります。
そうなると、必然的にサイトが重くなってしまうのです。
読みたいコンテンツを見つけてクリックしたが、表示までに5秒程度待たされた・・・。
訪問者にとってこれはイライラですよ!
サイトが重くなればユーザビリティが低下してしまいますのでユーザー離れが深刻となり、アクセスにも大きく影響する可能性があります。
コンフリクトに気が付かない問題
プラグインを複数導入するとプラグイン同士の相性が悪く、不具合が生じてしまう可能性があります。
例えば、デザインが崩れる、サイトの一部が正常に表示されなくなる、プラグインが正常に動作しない、管理画面にエラー文が表示されてしまう、などなど・・・。
プラグインの数が多ければ多いほど、不具合が生じる可能性は高くなります。
不具合が生じたら、どのプラグインが原因なのか一つずつ検証しなければいけません。
数が多ければ多いほど、作業量が多くなり発狂しそうになります。
headが汚くなる問題
プラグインの中には、導入する事でサイトのhead内に長ったらしいコードや長ったらしいコメントを吐き出すものが多くあります。そうなるとサイトのheadがやたらと汚くなってしまい、サイトの表示速度にも影響が生じます。
また、headの中身がグチャグチャなのは、ハッキリ言って恥ずかしいです!
セキュリティの問題
プラグインは公式に認められたものから、非公式に配布されているものまで、様々な種類のものがあります。ここで注意が必要なのが、その全て安全であると確認されているわけではないこと。
既存のプラグインの中には悪意のあるコードが仕込まれているプラグインも実在します。
悪意が無くても関数の誤使用などが原因で脆弱性があるプラグインもあります。
ちょっと前に「WPTouch」など複数のプラグインでも脆弱性が確認されています。
便利な機能を求めてプラグインを導入し、サイトがヤバイ状況になったら意味がありませんよね。
プラグインを使わないで済む部分はプラグインを使わないようにしよう!
ここまでの内容を読んでみて「プラグインを減らそう」と決意した方は、「プラグインを使わないで済む部分はプラグインを使わないようにする」ことに注力してください。
例えば、パンくずナビ、ページネーション、サイトマップ、SEO対策、ページTOPへ戻るリンク、などなど、プラグインを使わなくとも、WordPress本体の機能で賄える部分は意外と多くあります。
このサイトでもプラグインを使わないカスタマイズ方法をいくつか紹介しています。
以下にそれらのコンテンツを掲載しておりますので、一度目を通してみてください。
今後もプラグインを使わないカスタマイズをドンドン追加していきます。
まとめ
プロがプラグインを最低限しか導入しない5つの理由をご紹介しました。
最初の頃は、プラグインを使って色々な機能を実装していけば良いと思います。
ある程度、WordPressの利用になれてきたら、プラグインを減らすことに注力してみてください。
プラグインを減らすことは意外と難しいことではありませんよ。
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