サイトを運営していると、公開からある程度の期間の経過した記事が出てきます。
中には内容が古く、現在では通用しないものもあるかもしれません。
そんな時のため、公開から一定期間が経過した記事にメッセージや注意書きを表示させるのはユーザー目線にたった親切な対応といえます。
「この記事は公開から1年が経過しています。内容が古くなっているかもしれません。」
例えば、上記のようなメッセージを表示します。
今回は、公開から一定期間が経過した記事に、自動的にメッセージや注意書きを表示する方法をご紹介していきます。
古い記事にメッセージや注意書きを表示させる方法
今回は、以下の4つの方法をご紹介します。
・公開からの○年経過した記事にメッセージや注意書きを表示させる方法
・公開からの○日経過した記事にメッセージや注意書きを表示させる方法
個別に見ていきましょう。
公開からの○年経過した記事にメッセージや注意書きを表示させる方法
最初は、公開からの期間を年単位(1年など)で指定する方法です。
今回のカスタマイズには、プラグインの導入もfunctions.phpの編集も必要ありません。
メッセージを表示したいテーマファイルにコードを記述するだけです。
どのテーマファイルを編集するのかは、お使いのテーマによって異なります。
基本的なテーマであれば、【single.php】を編集することになります。
公開からの期間を年単位(1年など)で指定する場合、以下のコードをメッセージを表示させたい場所に記述します。
<?php
if ( get_the_modified_date('Y') <= date('Y') - 1 ) {
?>
ここに表示させたいメッセージや注意書きを記載
<?php } ?>
【ここに表示させたいメッセージや注意書きを記載】
上記の部分は、表示させたいメッセージに書き換えてください。
HTMLも記述することができます。
上記コードの赤文字【1】部分をご覧ください。
こちらが、【年数】を指定している箇所です。
【1】の場合は【1年】を意味します。
公開から2年以上経過している場合にメッセージを表示させたいのであれば【1】の部分を【2】と変更します。これで公開から2年以上経過しているコンテンツにメッセージが表示されるようになります。
この数値はご自身で自由に決めてください。
上記でご紹介したコードを記述すると、公開から1年以上経過した記事に【ここに表示させたいメッセージや注意書きを記載】の部分に記載した内容が自動的に表示されます。
公開からの○日経過した記事にメッセージや注意書きを表示させる方法
次に、公開からの期間を日単位(90日など)で指定する方法をご紹介します。
以下のコードをメッセージを表示させたい場所に記述してください。
<?php
if ( date('U') - get_the_time('U') > 60*60*24*90 ) {
?>
ここに表示させたいメッセージや注意書きを記載
<?php}?>
【ここに表示させたいメッセージや注意書きを記載】
上記の部分は、表示させたいメッセージに書き換えてください。
HTMLも記述することができます。
上記コードの赤文字【90】部分をご覧ください。
こちらが、【日数】を指定している箇所です。
【90】の場合は【90日】を意味します。
公開から120日以上経過している場合にメッセージを表示させたいのであれば【90】の部分を【120】と変更します。これで公開から120日以上経過しているコンテンツにメッセージが表示されるようになります。
この数値はご自身で自由に決めてください。
まとめ
公開してから時間の経ったコンテンツにメッセージを表示させる方法をご紹介しました。
特に技術系のブログを運営されている方など、古いコンテンツにメッセージを表示させたいですね。私も技術系ブログなどで得た情報が古くて困ったことが何度もあります。
訪問者のためにも、古いコンテンツには「古いですよ~」とメッセージを表示させましょう。
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