その投稿のカテゴリー情報を取得してみよう。
投稿ページなどで、その投稿のカテゴリー情報を取得する方法をご紹介します。
例えば、カテゴリー名・カテゴリーID・カテゴリーのスラッグなどなど。
簡単なコードをコピペするだけで簡単に取得することができます。
まず、テーマファイルのsingle.phpに以下のコードをコピペします。
カテゴリー情報を表示したい箇所の上あたりでOKです。
<?php
$category = get_the_category();
$cat_id = $category[0]->cat_ID;
$cat_name = $category[0]->cat_name;
$cat_slug = $category[0]->category_nicename;
?>
上記のコードをコピペすると、カテゴリー名・カテゴリーID・カテゴリーのスラッグ、この3点が取得されます。
次に、取得した情報を表示させてみましょう。
表示させたい箇所に以下のコードをコピペすればOKです。
<?php echo $cat_name; ?>
上記は【カテゴリー名】を表示させる場合のコードです。
このコードを記述すると、【カテゴリー名】が表示されます。
この投稿であれば【WordPress】と表示されます。
<?php echo $cat_id; ?>
上記は【カテゴリーID】を表示させる場合のコードです。
このコードを記述すると、【カテゴリーID】が表示されます。
この投稿であれば【9】と表示されます。
<?php echo $cat_slug; ?>
上記は【カテゴリーのスラッグ】を表示させる場合のコードです。
このコードを記述すると、【カテゴリーのスラッグ】が表示されます。
この投稿であれば【wordpress】と表示されます。
今回は3つの情報を取得しましたが、この他にも色々な情報を取得できます。
どの様な情報を取得できるのかは、以下の公式リファレンスを参照してください。
どんな場面で活躍するのか?
その投稿のカテゴリー情報を取得するコードをご紹介しました。
続いて、どんな場面で使用するのか、その例をご紹介します。
カテゴリー名を表示する。
<?php echo $cat_id; ?>
投稿のフッターなどにカテゴリー名を表示させたい!
そんな時は、上記のコードを貼り付けるだけでOKです。
カテゴリー毎にデザインを変える。
カテゴリー毎にデザインを変えたい場合などに利用できます。
例えば、以下のコードがsingle.phpにあったとします。
<div id="test">~</div>
このコードを以下のように書き換えれば、カテゴリー毎にデザインを変更することができます。
<div id="test_<?php echo $cat_id; ?>">~</div>
この様にすると、例えばカテゴリーIDが1の場合は【test_1】となります。
CSSで各カテゴリー毎に装飾を定義してやれば、デザインをカテゴリー毎に変えることができます。
例えば・・・
#test_1 {background: #ffffff;}
#test_2 {background: #000000;}
#test_3 {background: #ff0000;}
この様に定義すれば、IDが1の場合は背景が白色、2の場合は黒色、3の場合は赤色となります。
この他にも使うシーンは意外と多くあるかと思います。
色々と試してみてください。
まとめ
投稿のカテゴリー情報を取得して表示するコードをご紹介しました。
この様なコードをちょっと知っているだけで、WordPressのカスタマイズは幅が広がります。
あなたならどんなカスタマイズを思いつきますか?
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